健一

地獄のヒーローの健一のレビュー・感想・評価

地獄のヒーロー(1984年製作の映画)
3.0
チャック・ノリス主演の戦争活劇シリーズ第1作。

ベトナム戦線から命からがら脱出し、生還したブラドック大佐は未だ生存している捕虜を救出するため再びベトナム🇻🇳へ向かう。

いやぁ〜。これは懐かしい。
84年かぁ。もっと古い映画だと思っていた。
子供の頃にTVで見たような 見てないような(?) 記憶が曖昧だったので 今回意外にもWOWOWで初放送という事で 録画して鑑賞。(確かめる為に)

さすが80年代アクション!
B級の臭いがプンプンします。
なんかもう ゆる〜〜〜い「ランボー 怒りの脱出」みたいな作品です。

オープニング。ベトナムの戦地から脱出するアメリカ兵。
殺し方も殺され方も ユルユル。
って言うか なんでチャック・ノリスだけヘルメット被ってないの?
しかも金髪だから超目立つし。すぐに頭撃ち抜かれちゃうよ!
その数年後 無事(?)アメリカに戻ったブラドックは戦争の悪夢とトラウマに悩まされる日々を送っていた。 ってまんまランボーじゃん!

ある日 彼はベトナムにはまだアメリカ兵が捕虜として生き残っている事を知り 再びベトナムへ救出しに行く決意をする。 ってまんまランボーじゃん!

ブラドック大佐がベトナム🇻🇳での救出準備の時間が長くてゆるい。
早く助けに行きなさいよ! とツッコミの連続。
驚愕したのはチャック・ノリスが着ていたシャツ👔を脱いで 新たなシャツ👔を着るだけのシーン。
襟を立ててボタンを1個1個 丁寧にはめて。 このなんでもないシーンに 1分以上ノーカットで見せられる。
何コレ? 鍛えた体見せたいの?
大したことないし。『私は今、何を見てんだ???』と心が迷った。

そしてやっと準備が整ってベトナムでの救出作戦が始まるが オープニングのユルユルアクションと何も変わらない。

そして1番の問題はこのラスト(というか終わり方)!
どうなんだろう。斬新と言えば斬新。 正直鑑賞後は 『はぁ???』
と思ったが、数日経った今となると『う〜ん。渋い終わり方だなぁ』と思えるようにもなってきた。
これはいろんな意味で続編が楽しみだ!

鑑賞して分かりましたが、この作品。子供の頃観てないですね。今回が初めてだと思います。

続編かな? あの頃観たの?
健一

健一