創造と破壊を繰り返して生まれてくるもの。芸術とは、人生とはのひとつの答えがこの時代からでてるのに人類は芸術も生きる事もやめていない。
140分の中に出てくる登場人物だけでラストが大団円に感じられるなら、1人の生涯で出会って別れた人達が手を繋いで輪になったら永遠に終わらない宴になるんだろうなぁ。
冒頭くらいの長回ししているカメラにご婦人達が手を振ったり投げキスをしたりのシーンが、ルノワールの絵画みたいな幸福感があって良かった。スクリーンで堪能するべきシーンがたくさんある。
自分が映画好きになったきっかけのロブ・マーシャルのNINEが、まさか名作のオマージュだったなんて10年越しに気づいた。
