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ムトゥ 踊るマハラジャの好き勝手なてそのレビュー・感想・評価

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)
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配信で初鑑賞。ボリウッドが日本で広く知られるようになったパイオニア的作品。
大地主ラージャのもとで働くムトゥ。ラージャは芝居が好きで、出先の芝居で出会った女優ランガに惚れ込んでしまったが、そうとは知らずランガとムトゥは恋仲に。三角関係に発展してーーという話。

ボリウッド映画はどうしても長尺のイメージがあるのだけど、この作品は2時間半くらいで見れるし展開がしっかりあったのでダレずに楽しく見れた。

まず、ミーナが演じるランガが可愛すぎた。顔とかスタイルとか所作とか声とか全部かわいい。
ムトゥがあんな逆張りみたいに「触ってくんな!」みたいに言ってたのが本当に意味わからんくらい私はランガ大好きだった。
ムトゥがミーナの気持ちに気づくシーンがありますが、その直前までムトゥは、ある意味ランガのせいで色んな人に見境なく「キスしたい」って言いまくり、変態扱いされ罰せられそうになってたので、「これランガはLOVEorDIEどっちに転ぶんだ?」ってドキドキしてたらがっつりLOVEの方に転んで笑った。
なぁんだ結局好きなんじゃーん無理しちゃってw
ってニヤニヤした。

馬車カーチェイスみたいなシーンはすごかったですねー。怪我人(or死人)出なかったのだろうか?すんごい危なそう。

そして、インド映画はやはり貧富とか身分の差みたいなのが作品の中にも如実に出てて感慨深いですね。
芝居をラージャとムトゥが見るシーンでは、明らかに当日ふらっと立ち寄った雰囲気だったのにラージャは最前列ど真ん中で椅子席。
他の人達は地べたに座る感じ、あからさまで面白かった。ラージャの後ろで見てる人たちハズレ席じゃん^^;
あと芝居の観客に女はあまりいなかった気がしたな。あれはどういうことなんだろう?
若い嫁をめとる感じ、ラージャにしてもムトゥにしても、ランガとは15は歳離れてないか?という風貌だったけど、当時のインドでは普通のことなのかな?

テーマ曲がとても印象に残るいい曲ですね。
なんかすごく聞いたことある気がするのですが、バラエティ番組とかで使われてたかな?