ステイサム

ザ・フライのステイサムのレビュー・感想・評価

ザ・フライ(1986年製作の映画)
4.5
地上波放送以来のご無沙汰…🤭
ボディーホラーといえばクローネンバーグ監督の怪作であり神作です😇🧬

孤独な研究者セスは女性記者ヴェロニカに物質転送装置を見せ、世紀の大革命の密着取材を開始、2人は恋仲になる。
ヴェロニカが元彼上司に会いに行った事でセスは嫉妬、酔った勢いで自分を転送してしまう。成功したかに思えたのだが装置の中には「自分と蝿」がいた…。

⚠️以下ネタバレ注意⚠️
顔色が悪く、爪が剥がれ、天井を這う、ゲロ、耳が落ち…セスの容貌が悪化してもヴェロニカはセスを愛していた。
愛ゆえの葛藤の中、妊娠発覚。
中絶オペ前にセスがヴェロニカを攫う。
「唯一俺が生きた証、産んでほしい」と涙を流すセスの姿は醜い怪物…。
セスは元彼上司にショットガンで撃たれるが手と足首に消化液を吐き逆襲する。
セスは“愛する人と子と自分がひとつになる”事しか考えられず転送装置にヴェロニカを閉じ込め、隣の転送装置に自分が入った。残り数秒…
ヴェロニカの転送装置ケーブルを
ショットガンで破壊した元彼❗💥
セスは装置から半身出て転送された為、
【装置と融合】というおぞましい姿に。
救出されたヴェロニカはショットガンをセスに向けるが撃てない…と。
こんな怪物でもセスなのだから。
するとセスは銃口を頭に仕向けた。
自分を殺してくれと…。

世紀の大革命を起こすはずだった孤独な天才セス。
醜い姿になり果ててもセスを愛していた
ヴェロニカ。

ラブロマンス要素ガッツリで
痛烈に心を抉ってくるホラー。
 
クローネンバーグ監督、素敵😭
ステイサム

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