うさどん

アンナとシャム王のうさどんのレビュー・感想・評価

アンナとシャム王(1946年製作の映画)
2.6
本日の巣ごもり鑑賞。
植民地化が進む東南アジア、欧米から野蛮な国と思われないように努力を重ねる姿が、かえって国や国王を茶化しているように描かれているのでは、と少し不快に思ってしまった。
作品のほぼ冒頭から、主要な登場人物が流暢な英語を難なく喋り始め、現地の言葉は全く消えて物語を進めていく展開も、ちょっとアメリカの上から目線のご都合主義的な作り。
「自分の国に置き換えてみれば。」とふと思った作品。残念。