経年変化

愛しい人が眠るまでの経年変化のレビュー・感想・評価

愛しい人が眠るまで(1991年製作の映画)
4.0
アンソニー・ミンゲラのデビュー作。
イギリス版『ゴースト』みたいな話だがここでの二人(アラン・リックマンとジュリエット・スティーヴンソン)は愛の言葉を交わし、時に言い争いをし、互いに触れて抱擁すらする。止まってしまった悲劇の日の延長線上で、紛れもなく人生の悲喜交々を噛み締め合っている。幽霊仲間を何人も連れてきてビデオで『逢びき』を観たあとに「次は『ファイブ・イージー・ピーセス』と『フィツカラルド』どっちにする?多数決できめようぜ」って場面がオモロイ