こぅ

赤い谷のこぅのレビュー・感想・評価

赤い谷(1954年製作の映画)
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130/'23

美コリーン・グレイ出演のウエスタン③連発祭の②

レスリー・セランダー監督による、
テクニカラーの【ウエスタン】。


流れ者のバート・レイシュ
(スターリング・ヘイドン)は立ち寄った食料雑貨屋の主人に◯◯兵である事を速攻で見破られ、遠くへ逃げるのなら幌馬車隊に紛れるのが得策だとアドバイスされる。
そこでバートは1週間前にオレゴンに向かった移住者達の幌馬車隊の後を追う事にした。
その後、谷間でインディアンに襲われて瀕死の従兄弟、ペパリス少佐に遭遇。
ペパリスは襲撃を受けた事、そして幌馬車隊が襲われる事をテイラー駐屯地に伝え、自身に代わって護衛の騎兵隊をララミー砦まで引導するよう頼んで息絶えた、、
だが、駐屯地もすでに襲撃された後だった。
軍服を手に入れたバートはペパリスの肩章を付け、幌馬車隊に追い着いた。
偽ペパリスを名乗り、将校達はうまく騙せたが、案内役のクロショー(トム・タリー)には直ぐに正体がバレた。
それでもクロショーはバートのリードに感服し、協力する事を約束する。

バートの正体の偽りに重きを置いていない。
 
騎兵隊の中にはクリステラ(コリーン・グレイ*)がいた。

◯を囮に使った作戦やポーニー族とアパッチ族が◯◯するのもユニーク。

良いカントリー・ミュージックが挟まれる(歌われる)のも印象的。

馬と激しい移動型の攻防/銃撃戦に満腹となる上に緩急のバランスも取り、無駄にベタベタしてない恋パートや男の友情の お約束 も最低限にサラッと盛り込んでいる脚本が素晴らしい!

終盤、
インディアンが襲撃を繰り返す理由が明らかになる、、
そのオチ&納得出来る終焉を迎える。


*注記
本作の美コリーン嬢(32)は、名医だった父親譲りで怪我人を診たり、男勝りの発泡もする勇ましい活躍が見られた。
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