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恋ひとすじにのmamのネタバレレビュー・内容・結末

恋ひとすじに(1958年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

男爵夫人との関係が重荷になってきていた若き少尉フランツは、友人と出かけた酒場で可憐な若い娘クリスチーヌと出会い恋に落ちる。彼女との結婚を心に決めていたフランツだが、男爵夫人との別れがスムーズにいかない。やっとお互いが納得し精算できた所で夫の男爵に知られてしまい決闘での決着を迫られる。銃の名手である男爵が先手では命はないと悟ったフランツはクリスチーヌに会いに行く。真実は告げず含みを持たせた別れを愛の言葉とともに...。翌日フランツの死を知ったクリスチーヌもバルコニーから身を投げてしまうという悲恋。

前半は明るく楽しい物語だったのが後半30分くらいから急に悲しい展開になってしまい切なかった...。この時代 夫人の愛人遊びくらい許してあげて男爵、と思ってしまったよ。

デビューから3作目、23歳若き日のアラン・ドロンの美しさといったら...。ロミー・シュナイダーとの出会いとなる今作。婚約までで結ばれはしなかったという悲恋は作品と重なっちゃう。(婚約中にニコとの間に子ども作っちゃったものね、色男め)

2022-184
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