上海十月

人生劇場 飛車角と吉良常の上海十月のレビュー・感想・評価

人生劇場 飛車角と吉良常(1968年製作の映画)
2.5
鶴田浩二の人生劇場シリーズもこれで終わり。最終章に出てきたのは、内田吐夢監督だった。唯一の任侠映画だ。ただ内容は、1作目で大体分かっているので、その焼き直しである。藤純子は、美人だが色っぽくない。最期の修羅場は、「宮本武蔵」で使ったモノクロにするなど、結構内田監督自身の焼き直しが見られ個人的には興醒め。このシリーズでは、飛車角を戦後に放り込んだ笠原脚本が一番だった。
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