サトシ

人のセックスを笑うなのサトシのレビュー・感想・評価

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)
3.4
井口奈己監督、主演松山ケンイチの恋愛コメディ映画。

美術学校に通う19歳の青年みるめは、20歳年上の講師ユリに絵のモデルを頼まれ、彼女のアトリエで言われるがまま服を脱ぎそのまま関係を持ってしまう。初めて経験する恋に舞い上がるみるめだったが、実はユリには夫がいるのだった・・・。

【キャスト】
みるめ:松山ケンイチ
ユリ:永作博美
えんちゃん:蒼井優
堂本:忍成修吾
山田先生:温水洋一
猪熊さん:あがた森魚
じいちゃん:三代目桂春團治

何と言ってもこれだけ露骨なインパクトのあるタイトルですから1人で観るしかないでしょう。
永作博美は確かに魅力的な年上の女性を演じており、若かりし松山ケンイチが憧れてどっぷりと浸かってしまうのは、分かります。
ですけど、触りたかったからで、学生に手を出すとは、発覚したら大問題でしょう。
蒼井優はこんなに地味な役ですが、華がありますね。バイト先している映画館ってガラガラそうで、つぶれてしまうんじゃないか心配になってしまいます。週末にはこういう映画館でインディーズ映画観に行きたいです。
全体的にまったりとした間延びした時間が多く、大きな展開を期待しましたが中々メリハリは無かったです。
「会えなければ終わるなんて、そんなもんじゃないだろう」というメッセージは、男女問わずにこんな関係できたら幸せだなと思える映画でした。
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