まきゃまてぃ

バニー・レークは行方不明のまきゃまてぃのレビュー・感想・評価

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)
3.8
ハイヤーー!

実在するかも怪しいバニー・レークの行方を巡って、人徳のない者たちがレーク婦人を追い詰める。

はじめからバニーを映さないことで、行方不明の意味合いが変わってくるのが、設定としてとても面白い作品。モノクロな画が、サスペンスの雰囲気を盛り上げるのに一役かっている。

出てくるキャラクターの誰もが、倫理の欠片をいくつか落っことしていて怪しすぎるのだが、バニーの存在が不透明であるが故に、そもそも犯人が存在するのか?と、一つのポイントが隠されているだけで、終わりまで悩まされるのが、ミステリとしても良く出来ていていました。

ラストが賛否両論あるようですが、個人的には、終盤の展開を見れたことで満足感はより一層高まったかなと。テレポーターなのかな?あまりにも恐ろしいよ。

すでに鑑賞済みの方には、ラストの展開だけ、倍速で観てみてほしいかなと。
ハイヤーー!