雨音

恋文日和の雨音のネタバレレビュー・内容・結末

恋文日和(2004年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

『雪に咲く花』

〜あたしたぶん消えちゃうけど、覚えていて〜

ある日、宛先不明の手紙が届いた。
美しいけどミステリアスで影のある千雪に惹かれていく神代陽司。

毎度思うことだけれど、圭さん演じる神代陽司くんは、おっさんずラブintheskyの春田に似ている。

困っている人を放っておけない温かさや、安心感、雪の中で千雪を抱きしめるシーンは、雨の中の春田と成瀬を彷彿とさせる。

ピュアで切ないラブストーリーの中に、時々テンションの高い可愛いシーンが入ってくるのも良い。
特にボーリングシーンは可愛さの玉手箱!

若々しくて可愛いのに、時々ものすごい男らしさを感じる。
あの若さでこの演技力…やはり若手実力派俳優✨

温かく、未来が想像できるラストも良い。

『メイキング』
オフショットは少なく撮影の引き絵多め。
でも大雪の中の撮影の様子が垣間見れた。

『舞台挨拶』
お辞儀をしない圭さん初めて観たかも。
登壇してからの顔が、緊張なのか借りてきた猫かのような表情で一緒にドキドキしちゃう。
いざ話し出すとエピソードトークを交えつつ笑いを誘うシーンもあり。
終始フワフワしていて、普通の男の子という感じ。

メイキングや舞台挨拶がもう少し長ければ、と思いつつ。
大舞台に慣れていない貴重な姿を観られたので満足。
雨音

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