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恋文日和のオルのレビュー・感想・評価

恋文日和(2004年製作の映画)
5.0
手紙だからこそ…伝わる想いがあるんです。

ジョージ朝倉原作の同名漫画の実写映画。
恋文(ラブレター)を題材にしたオムニバス作品。

映画オリジナルの話が展開されていく合間合間に原作から採用された3話を挟んでいる構成。

手紙をしたためている時、相手を想い浮かべたり、読まれる事にドキドキしたり。
 ポストや下駄箱に入れるまでが大冒険だったり。
手紙を読んでいる時、自分に向けてわざわざ筆を執ってくれている事を実感したり、字に個性を感じてみたり。

そんな手紙特有の良さ。この作品によく出ています。

 メールが連絡の手段として当たり前になった今の時代。
手書きのあたたかさを感じられる。

 実は3話目はビデオレターが題材。でも、手紙も出てきます。
 
 役者はなぜか無駄に豪華です。
中越典子、玉山鉄二、塚本高史等々。大倉さんもいます。
 個人的には玉山鉄二の役どころが意外で新鮮味がありました。

一話が一番好きです。純愛!まぁ、こんな男はいませんけどね。むしろ、個人的には嫌いなタイプ。ギャップってやつかな。
2、3は意外と重い話。でも、いい話です。2話では田中圭熱演してます。

切なくていとおしい。そんな映画。

登録日:2014年10月30日
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