Yukiel

わが青春のフロレンスのYukielのレビュー・感想・評価

わが青春のフロレンス(1970年製作の映画)
3.8
今度フィレンツェに行くので、フィレンツェが舞台になっている作品を見ました。
イタリア映画はなんとも言えない哀愁がありますよね🇮🇹
1800年代後半のイタリアが舞台で、テーマは労働階級と資本階級の争いと、主人公メテロの恋愛が描かれています。
フランスもよくストライキをしていて、今もガソリンの供給会社がストライキをしていて大変なのですが、ストライキをする側もされる側も1歩も引けない本気の戦いなのだなとこの映画を通して思いました。「少しのお金で、殺されるなんて…」というセリフが心に残った。
時代と共に搾取ではなく労働者たちの声が反映される世の中になって欲しいという思いが込められた作品でした。
メテロがストライキしてる時にお隣の奥さんと浮気するのに関しては共感できなかった😓
奥さんは、すごく強い人で、しっかりしていてすごいと思った。
エンニオ・モリコーネの音楽は安定に良かったです👏🎶
Yukiel

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