Shibawithbread

わが青春のフロレンスのShibawithbreadのネタバレレビュー・内容・結末

わが青春のフロレンス(1970年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

因果的

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 父親は社会運動に励んで子供は育たず、過労で妻を死なせ、息子を一人育てることを決意するも死んでしまう。里親に育てられた息子メテロは里親と同じ道を選ばず生まれ故郷のフロレンス(フィレンツェ)へ戻り、父の知古との出会いから自らも社会運動に参加するようになる。
 奔放な未亡人ヴィオラとの出会い、別れ、兵役を経て再会するも妊娠した彼女は他の男と結婚し、誓いを破ることはなかった。
 やがて事故死した労働者の娘エルシリアと結婚し子供をもうけるが、ストや組合運動で彼女に苦労をさせるように。さらに、同じアパートの隣人である裕福な男の妻イディナの誘惑にのり関係を結んでしまう。
 ストの間の逢瀬を繰り返すが、妻は二人の関係に気づきイディナを牽制する。活動が原因で刑務所に入ることになったメテロを迎えたのは子供と大きなお腹を抱えた妻。これからは改心すると告げる夫と、父と同じで誓いを裏切るだろうとこぼす妻。

・冒頭のよそ者に仕事はやらねぇ!→なんだあいつの息子か!ガッハッハ!うちにすめ!
 はイタリア感ある〜
・妻に静かに背を向けられて後ろ暗さから強気に出てくる感じがリアル〜
・アパートの台所、蛇口が壁から生えてる