垢抜けてない、というのが映画全体に持つ印象。
＂都合の良い関係に振り回された被害者への救済映画"
以外のなにものでもないと思っていたけど、意外とファンが多いみたい。高評価。(私にこの作品の良さを感じ取れる機敏さがないのか…？)
高校生の時見て、ぜんっぜんすきじゃなーい！って思ったんだよな。苦手とまで思った気がする。
克服というか、あの時からアップデートされたのか気になって再鑑賞。
くどくて鬱陶しい、当時抱いた感想。
生々しいこの恋愛模様は、当時たっぷり現実世界で嫌というほど味わったからじゃないか。
思春期にある痛々しくて刹那的な恋愛をわざわざ映像にするにはそれ以上の視覚的な満足要素がほしかった。
普遍的な物語で勝負するには、絵が弱い。
成長過程の男女の話だと思うし、完璧を求めるのは間違いか。
あと単純に主人公たちのビジュアルが好きじゃない。
エンディングは良かった、綺麗にまとまってた。
