ペコリンゴ

好きと言えなくてのペコリンゴのレビュー・感想・評価

好きと言えなくて(1996年製作の映画)
3.7
記録。
言えない真実と恋の行方。

これがオードリー・ウェルズの脚本デビュー作になるのかな?勘違いから始まる恋模様を面白おかしく、それでいてロマンチックに綴る佳作ラブコメ。

容姿に自信が無いラジオパーソナリティのアビーは、オンエア中にカメラマンのブライアンの相談を受ける。アビーの「声」による的確なアドバイスに好意を持ったブライアンはラジオ局に赴くが、居合わせたアビーの友人ノエルをアビーであると勘違いしてしまう…。

身長180cmを超える長身ブロンド美女のノエル役をユマ・サーマン、小柄で地味なアビーをジャニーン・ガロファローが演じてるんだけど、この対照的な2人が作り上げた「アビー」に恋をするブライアンという構図が面白い。

ブライアンに惹かれていく一方で自分に自信が持てないアビーは真実を打ち明けられずにモヤモヤ。いやいや、ガロファローも可愛いですよ。ローラースケート履いて犬に引っ張られてくとことか特にね。

亀のお尻に指を突っ込むユマ・サーマンだったり、映画俳優としてはまだ駆け出し時代のジェイミー・フォックスが少し出てるお宝感もあって、個人的にはオススメの作品。

ちなみに僕はガロファローみたいな小柄な女性がタイプです。あ、そうですね、聞いてないですよね(笑)