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ハルのふえのmakoのレビュー・感想・評価

ハルのふえ(2011年製作の映画)
3.8
録画消化。
原作、やなせたかし。
2019年に生誕100周年を迎えたやなせたかし。彼の絵本が原作のアニメ映画。

森に置き去りにされた赤ちゃんをタヌキのハルが見つけ、人間のお母さんに化けて育てる。赤ちゃんはパルと名付けられハルの愛情をたっぷり受け育っていく。
著名な音楽家チョコパンに才能を見出され、音楽の勉強をするために都会へ。

ハルはタヌキでパルは人間。
自分の子のように愛情いっぱい育ててきたハル。でもいつか別れはやってる。
離れるのは辛いし、寂しいけれどパルの幸せを祈り送り出す。
後半、ハルのパルへの想いに涙が溢れる。泣きまでしなかったけど心に響くものがあった。
ハルはタヌキだけどいいお母さんだと思った。可愛い我が子を側に置いておきたい気持ちをグッと抑え、背中を押して上げる。
私もそんな母親になりたい。
ラストもよかった😢

声優陣がアンパンと被ってたし、結構豪華。
パル@戸田恵子、ミロ@中尾隆聖、チョコパン@増岡弘、ねずみ@三ツ矢雄二、ハル@野沢雅子、ナレーション@島本須美


2020#77
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