ほっきょくぐま

荒野の決闘のほっきょくぐまのネタバレレビュー・内容・結末

荒野の決闘(1946年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

1905年5月16日は、ハリウッドの名優、
ヘンリー・フォンダの誕生した日です🎂
代表作である「荒野の決闘」を鑑賞しました✨

冒頭、穏やかでのどかな曲
「愛しのクレメンタイン」が流れ、広大な
平原に牛の群れ🐂が現れます
題名は、「荒野の決闘」ですが、原題は
「愛しのクレメンタイン」
内容もこちらのほうがぴったりとあうように
感じました

物語は、ヘンリー演じる保安官、ワイアット・
アープと牛泥棒のクラントン一家との闘い
あの有名なOK牧場の決闘が描かれています
ただ、決闘シーンは、最後の10分間だけで、
激しい銃撃戦!とまではいかず、やや静かな
闘いが繰り広げられます🔫
これまでの西部劇と違って、人間ドラマを
中心においているので、独特な力強さはなく
全体的に穏やかな物語という印象をもちました

ワイアット・アープの密かな恋やビクター・
マチュア演じるドク・ホリディのモテモテぶりなど、それぞれの恋模様も気になるところ
クレメンタインの初めての登場シーンでは、
ワイアットが動かなくなり、心奪われている
様子が手にとるようにわかり、酒場の歌姫
リンダ・ダーネル演じるチワワとの振る舞いの違いに、だいぶ驚きました😲
クレメンタインとのダンスシーンも、とても
楽しそうで、単なる復讐劇にとどまっていないところに、おもしろさがありました

「花の香りがする」

「俺だ…」

コミカルさももっているワイアット・アープを
ヘンリー・フォンダが見事に演じています