Omizu

ソフィアの夜明けのOmizuのレビュー・感想・評価

ソフィアの夜明け(2009年製作の映画)
3.3
【第22回東京国際映画祭 グランプリ】
ブルガリアのカメン・カレフ監督作品。東京国際映画祭に出品され、グランプリ、監督賞、男優賞の3冠に輝いた。

他の方も書いてるけど、てっきり「ソフィア」っていう名前のヒロインの話だと思っていた。そうではなく、ブルガリアの首都ソフィアに生きる兄弟の話だった。

なんとも言えない。アルコール中毒の兄、ネオナチに感化されつつある弟を物語なのだが、語り口の単調さは否めない。

シンプルにいい映画なのは間違いないが、グランプリとるほど「何か」がある映画だとは思えない。やはり僕はクセがあってこそ好きになれる人間なので、あまりに普通の映画すぎて好きにはなれなかった。

ふわっとした印象。兄も弟も解決をみたとは言えないし、別のところで何か印象深いところがあるかというとそれも微妙。うーん、引っかかりどころがなかったな。ちょっと期待外れ。
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