シャチと少年の心暖まる物語。親に捨てられ悪さばかりして育った少年が、母親と離ればなれになり水族館に入れられたシャチ・ウィリーと出会い、更正・成長していくというストーリー。
子どものころ日曜洋画劇場かなにかで見て以来、久しぶりに鑑賞した。自分は子どものころから水族館が好きなのだが、もしかしたらこの映画の影響も多少あるのかもしれない。それくらい印象深くて心に残っている作品だった。
大人になって久しぶりに観たので、子どものころとは感想も変わるかな？と心配しながら観たのだが、昔と変わらずやっぱり面白かった。特にラストのジャンプのシーンは、子どものころ初めて観たときの感動を思い出して少しうるっときた。
シンプルなストーリーながら、少年の成長をひしひしと感じられる物語になっていて、ジュブナイルものとしてかなり面白いと思う。悪さを企む大人だけでなく、味方になってくれる大人もいて、主人公を応援する気持ちで観られる映画だった。まだ観てない人には、オススメしたい一作。
