ShinMakita

ラ・スクムーンのShinMakitaのレビュー・感想・評価

ラ・スクムーン(1972年製作の映画)
-

☆俺基準スコア:2.4
☆Filmarks基準スコア:3.5




…助けを呼ぶなら舌のあるうちに。



1930年代、マルセイユ。
無実の罪で投獄された親友グザヴィエを救うため、〈死神〉の異名を持つロベルトが帰ってきた。グザヴィエは街を牛耳るボス・ヴィラノヴァの不興を買いハメられたのだ。
ヴィラノヴァを倒しクラブやカジノを乗っ取ったロベルトは、店のカネで弁護料を払い続ける。が、裁判では有罪評決が出てグザヴィエはベルガルド要塞の監獄に入れられてしまう。しかもクラブにみかじめ料を要求してきた黒人ギャングと抗争となり、ロベルトは銃撃戦を展開し負傷、自らもベルガルド送りとなるのだった



「ラ・スクムーン」


好きな映画でLDを所有していたが、その後観る機会なく時間が経過。武蔵野館のベルモンド特選にも行きそびれていたところ、先日配信になりすぐに視聴しました。ただamazonプライムは字幕ズレがストレスになるので、U-NEXTでの視聴をオススメします。

前半はヤクザ編、後半は刑務所編とテイストが変わるのが面白いところ。出所後が駆け足なのが個人的には不満で、あと30分長くてもいいんじゃないかと思ったな。二丁拳銃、手回しオルガン、ベタつき感のない友情、そしてシリアス過ぎるベルモンドの哀愁が特徴。
ShinMakita

ShinMakita