ハローダギー

コブラのハローダギーのネタバレレビュー・内容・結末

コブラ(1986年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに観ました。

80年代真っ只中な一本です。
スタローンのあのボソボソ喋る感じがなんかいいんですよね。全編において銃を撃ちまくりの中、たまに出てくる食事のシーンが妙に印象に残ります。

冒頭に一仕事終えたスタローンが家に帰り、おもむろに冷蔵庫からピザの箱を出す。ひと切をなぜかさらにカットしてかじる。あれが、公開当時、ビデオで観ていた小学生の私にはなんかやたらとうまそうにみえましたが、今みると冷えたピザって!としか思えない!あの演出ってなんだったんだ!
あとはブリジット・ニールセンがバーみたいなところでフライドポテトを食べるシーンも妙に長く撮ります。ケチャップを血まみれみたいにかけまくるのも、小学生の私にはなんかかっこよくみえました。ここはもしかすると、徐々にコブラに惹かれていくという少し変わった女性であることの伏線でしょうか。
スタローンの相棒はお菓子が好きで、コーラをグビグビ飲むのもなんか印象に残ります。
殺伐としたシーンが多い中、主要キャラの食べ物の好みがクセがあるところがかわいらしくもみえ、そこもこの映画の魅力だなと思いました。

悪役たちは皆、気味の悪い冷や汗をかいてて、血走った目をしているみたいな雰囲気があることで、こいつらは完全なる悪い奴ら!というがわかりやすいです。

昼間にテレビで放送する吹き替え映画で、ぜひ観たい作品です!