いちじく

浮草物語のいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

浮草物語(1934年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

喜八物と呼ばれる3部作の第2作。

旅芸人一座の座長・喜八が公演の合間に昔の愛人・おつね+隠し子・信吉と生活する。
一座の役者で現愛人・おたかに見つかってしまう。嫉妬したおたかは一座の若い女優・おときに信吉を誘惑させる。
おときと信吉は本気で愛し合ってしまい二人は失踪。喜八は激怒し一座の経営状況も良くないので解散することにする。
おつねと共に暮らそうかと思っていたところにおとき+信吉が帰ってくる。
おときを叱責する喜八と信吉が言い争いになり、喜八が信吉の本当の父親であることを告白。
一緒に暮らすのは気まずいだろうと考えた喜八はおつねの家を出る。
駅で再会したおたかと共にまた旅芸人をしようと一座を結成する。


「俺の倅と手前えなんかとは人種が違うんだ!」相当酷いこと言う。バンバン叩くし。
喜八の子である信吉を芸人女で誘惑することでなんの仕返しになるんだか理解できず。前述の発言にムカついたか。この時代の芸人の立場は相当低いのか。

一座の人間関係がよく解らず。
喜八とおたかは夫婦?おたかに金銭の借りがあって喜八はしぶしぶ?
一座の少年は喜八の子でもおたかの子でもない?「ちゃん」って呼んでた役者の子か?
おたかとおときが似た系統の美人さんで混乱する。

「甲種だな」ってなんだ。
馬役の稽古好き。
なんで駆け落ちして、なんですぐ帰ってきた。
小津映画の男児ってよく股間弄ってる。
結局、落ち着くところに落ち着いた感じが○
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