Ryan

生き残るための3つの取引のRyanのレビュー・感想・評価

生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)
3.6
第六の人



ストーリー
出世をエサに上司から命じられ、犯人ねつ造の悪事に手を染めた叩き上げの刑事チョルギ。だが、それを察したエリート検事の存在が、次第にチョルギを追いつめていく。


主演 ファン・ジョンミン



結局権力とコネ。
終始陰の雰囲気が漂う。
事件、陰謀、人生、終わることのない出口を探し求めひたする生き残る事を考える者達の物語。
暗めの映画にしてはテンポがよく、物語も変わる変わる変化する。
それ故に人によってはこの"目的"の変化についていけないかも。だからこそこの邦題なのだろう。

序盤はインファナルアフェア的で後半からは犯罪都市系になっていく。
1番ムカつくのは結局お偉いさんで、高みの見物をしまくる義理の父や警察庁長官クラス。
トカゲの尻尾切り状態、その連鎖。

この映画はホラーでもあってゴルフ場では5人しかいないはずなのに、第6の人がいたりする。

ファンジョンミンとマドンソクの相性がやっぱり良い。2人のアクションシーンだけ別物でジョンウィックみたいになるのと魅力。
またいつか共演して欲しい。
Ryan

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