ルネ

キャリア・ガールズのルネのレビュー・感想・評価

キャリア・ガールズ(1997年製作の映画)
5.0
1997年公開。 マイク・リー監督作品。 

レンタルしてないので、Amazonにて\3,667で購入。

学生時代にルームメイトだったアラサー女性が、卒業以来初めて再会して過去を回想する物語。

マイク・リー監督らしくどのキャラクターも濃厚でいい。 台本を使わない演出なので、演技がすごく自然でリアル。

主人公たちがThe Cureが好きで曲が沢山使われてたり、The SmithsのTシャツ着てる男が出てきたり、壁にThe ClashやこれまたThe Cureのポスターが貼ってあったりと、ロックファンにはたまらないものがある。

それぞれ問題のある2人の一筋縄ではいかない友情のカタチに、心が震えた。監督の人間観察の鋭さに、今回も脱帽です。

女性目線の作品なので、アラサー以降の女子たちにはさらに響く部分もあるかもしれません。 素晴らしすぎる傑作です。
ルネ

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