昭和50年 作品
1500人の乗客を乗せた新幹線ひかり109号が舞台。
若手からベテランまで名が連なる豪華なキャスト。
新幹線に爆弾を仕掛けるなんて!時速80キロ以下になると爆発する仕掛け。
絶対に止まる事が出来ない。
爆発がイタズラではない証明を貨物列車で見せる手口。緊張感が走る。
犯行グループのリーダーを高倉健さん。
悪役を演じるとは!面白くないはずがない!
息詰まるスリリングな攻防。
乗客の命は…1人で里に帰る妊婦がいる
運転手、運転指令長、総合指令所にて指示管理する人間模様。
浮かび上がる犯人達の人間像。
互いの不遇に共鳴して事を起こしてしまったか。
運転手の視点、犯人の視点に引き込まれる。ハラハラドキドキ!
昭和を感じさせる音楽。
子供の頃に乗った0系新幹線。
そう、食堂が車内にあった。
乗客のサラリーマンが歌う“はしれ超特急“
はしる 青い ひかりの超特急 時速250キロ すべるようだな はしる。
ビュワーン ビュワーン…♪懐かしいな♡
最後まで見逃せない展開。
運転指令長(宇津井健さん)の男気を感じさせる人となり。
我が子を見付けて一瞬動揺する犯人(高倉健さん)凶悪犯だが、乗客の安全を案ずる行動と愛する我が子を愛しく思う人となり。グッとくるものがあった。