美しい長崎の街を背景に繰り広げられるドラマです。目の病気にかかってしまった先生のお話です。
小学校の先生である孝之(大沢たかお)は、最後には失明してしまう目の病気にかかります。そして、学校を辞め、長崎の実家に戻り母との生活を始めます。またモンゴルに研究に行っていた彼女の陽子(石田ゆり子)も一緒に長崎で過ごすようになります。
長崎弁と言うのでしょうか。独特のトーンと言うか、いいですね。特に、お母さんの話し方がとてもいい感じです😄。
病気がだんだんと進んで、目が見えなくなるのは、想像しただけで、とても怖いことだと思います。ただ、失目というは、真っ暗になるんじゃなくて、目の前が白い霧の中にいるような世界で、周りの明るさは、わかるようですね。
もし目が見えなくなる病気になってしまったら、自分なら、最後に何を見るのだろう。考えてしまいましたね🤔。
歯磨き粉の話には、なるほどなあと思いました。確かに常識で考えると歯磨き粉は歯ブラシの上に乗せるんですけど、その目的からしたら、歯ブラシの上に乗せる必要がないですね😄。
雨季になると、お坊さん達は寺で過ごすのですが、その解除の日のことを解夏と言うそうです。失明してしまえば、失明する恐怖から解放されるだろうから、孝之にとっての解夏とは、失明した日の事かも知れないと諭されます。
さて、長崎の街が好きな人にオススメの映画です。私は映画を見ていて、綺麗な所なので、行ってみたくなりました😄。