しょうちゃん

バタリアン2のしょうちゃんのレビュー・感想・評価

バタリアン2(1987年製作の映画)
2.0
「バタリアン」の続編。

死体をゾンビ化させてしまうガス缶を発見したジェシーとその仲間たち。
3人がドラム缶を叩いてるうちにガスが噴出、
地中へと溶け込んでいったガスは、
墓場に埋められた死体を蘇らせてしまう…。

傑作だった“バタリアン”の続編なんだが、
特に面白いわけでもないし、
古い作品なのでネタバレありでも問題ないと思う。

前作のダン・オバノン監督がノータッチ。
公開当時に続編なのに前作で死んだ、
“トム・マシューズ”と“ジェームズ・カレン”のコンビが再び出演していたので、
「何故生きている?」と混乱したことを覚えてる。
役者さんの使い回しはやめて欲しい。
二人とも違う役なのにガスを吸い込む始末。
ストーリーは、
軍が誤って落とした容器からガスが噴出して、
死体たちが蘇るという流れは一緒で続編に見えない。
またしても、
“オバンバ”や“タールマン”みたいなのが登場するが、
前作ほどのインパクトはなかった。
前作よりコメディタッチで描かれているが、
笑えないのは残念である。
ゾンビの群れは最後に高圧電流で感電死させて倒すが、
ビリビリ中に“マイケル・ジャクソン”の格好をしたゾンビが現れて、
少しスリラーを踊って死んだのは唯一クスッとしたシーン。
これでも、
公開当時は“バタリアン”の続編ということで、
ワクワクしながら劇場に足を運んだ若き頃の自分を思い出す。
しょうちゃん

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