「バタリアン」の続編。
死体をゾンビ化させてしまうガス缶を発見したジェシーとその仲間たち。
3人がドラム缶を叩いてるうちにガスが噴出、
地中へと溶け込んでいったガスは、
墓場に埋められた死体を蘇らせてしまう…。
傑作だった“バタリアン”の続編なんだが、
特に面白いわけでもないし、
古い作品なのでネタバレありでも問題ないと思う。
前作のダン・オバノン監督がノータッチ。
公開当時に続編なのに前作で死んだ、
“トム・マシューズ”と“ジェームズ・カレン”のコンビが再び出演していたので、
「何故生きている?」と混乱したことを覚えてる。
役者さんの使い回しはやめて欲しい。
二人とも違う役なのにガスを吸い込む始末。
ストーリーは、
軍が誤って落とした容器からガスが噴出して、
死体たちが蘇るという流れは一緒で続編に見えない。
またしても、
“オバンバ”や“タールマン”みたいなのが登場するが、
前作ほどのインパクトはなかった。
前作よりコメディタッチで描かれているが、
笑えないのは残念である。
ゾンビの群れは最後に高圧電流で感電死させて倒すが、
ビリビリ中に“マイケル・ジャクソン”の格好をしたゾンビが現れて、
少しスリラーを踊って死んだのは唯一クスッとしたシーン。
これでも、
公開当時は“バタリアン”の続編ということで、
ワクワクしながら劇場に足を運んだ若き頃の自分を思い出す。