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最強のふたりのharuのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.6
実話ベースの映画。

見終わったあとに、『最強の二人』っていい邦題だなぁとしみじみ。

事故で全身麻痺になってしまった富豪のフィリップ。そして、前科もちで複雑な家庭環境で育ったドリス。

失業保険をもらうためだけにフィリップの介護人の面接へ現れたドリス。
いわゆる、富豪が介護人に選びそうな、生真面目で博識、上品な人物像とは真逆な彼が、介護人として採用されます。

映画の世界ではなく、現実の世界でも、性格も生活環境も全然違うのになぜか妙にウマが合う人っていますよね。
そんな二人が、お互いの世界を知りながら、良い化学反応を起こし、まさに最強な関係になっていきます。
この二人なら、1人では絶対にできなかったであろうこともできてしまうのです。最強。

とにかく二人とも、めちゃくちゃいい顔で笑うのです。めちゃくちゃいい顔で。

そんな風にすごせる関係が、とにかく羨ましいです。
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