製作は2011年。全編ヨーロッパロケで、キャストは英語やスペイン語の演技で健闘。派手なカークラッシュなどもあり。今より確実に景気が良かった時代の映画ですね。観光映画としてのあざとさは前作ほどには気にならないです。
ストーリーはそれに相応しいスケール感あり。特権を持つ外交官が国際犯罪の真相を追うという設定が生きています。ただ、さほど複雑なストーリーではなく、意外な真相にたどり着くみたいなことにはならないのは物足りなくもあり(最後に芝居を打って敵に罠を嵌めるという展開は好みですが)。
無駄にトラウマを抱えている奴が多過ぎだろ、というところもあり、コンパクトに2時間以内で収まっていれば、もっと好印象でした。全体的には楽しめましたが。
BSフジにて。