るい

江戸へ百七十里のるいのレビュー・感想・評価

江戸へ百七十里(1962年製作の映画)
3.5

双子の兄弟入れ替わり大作戦


森・締まりがない・一生作品
森さんしっかりして!(肩をゆさゆさ)

ただこの時代は1年に3作くらい撮ってるし仕方ないよね。雷蔵さんも作品の品質落ちるしやめた方がいいって言ってたけど、ほんとそれ。(この作品がヒットしたんかは知らんが…)

体調を崩した双子の兄の身代わりとして将軍家の姫のお見合いに駆り出された弟の長谷部兵馬。姫は自分に好意を持つわ、自分は身代わりなのに姫の事が気になりだすわでさぁ大変。

なんかね、このあらすじで以上!って感じです。いや、元々お家騒動からの身代わりだから大小の事件は起こるんだけど、ほんとそれだけ。

雷蔵さんはいいですよー!好青年で、剣術も素晴らしく、既に強いんだけどその強さには興味なしっていうTHE良い役。雷蔵さんのかっこいい所そのまま詰まってました🤭

ただ、せっかくの一人二役なのに兄は寝込んでるだけで特に出番なく、二人がもっと絡んでくれたらよかったのにな。同じ双子ものでいくと三隅研次の「桃太郎侍」あれはよかったです。
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