よつ

エクソシストのよつのレビュー・感想・評価

エクソシスト(1973年製作の映画)
5.0
うわっコンスタンティン来てくれ…!!ってずっと思ってた。悪魔、コンスタンティンに殴り倒されてくれ。
そのぐらいこの映画の悪魔が憎たらしい。恐怖と嫌悪感をしっかり植え付けられた。すごくよかった。
めちゃくちゃ満足度が高い。面白かった…。だいぶ前にテレビで悪魔祓いの様子を流していて、それが衝撃だった。その目の離せない衝撃をさらに怖く気持ち悪く再現されたような気分。
悪魔祓いの場面の緊張感は妙に現実感が強くて目が離せなかった。

ホラー番組とかでよく流されてるBGMがまさかこの映画のテーマだったとは…。まずそこに感動した。元ネタを知らずに慣れ親しんだ音楽を偶然見た映画で知ることが嬉しい。

リーガンが悪魔に侵入されていく過程が怖い。首が回ってこっちをみるシーンはギョッとする怖さがあった。
子役の演技が凄い…。ケアが必要なんじゃないかと心配になるほどの熱演で、しっかり恐怖を植え付けられた。明るい、綺麗な家が段々と重苦しく、緊張感漂う場所になっていくのが印象的。禍々しい。

カラス神父、よかった。精神病医(?)であり神父であるというちょっと矛盾しているようなグレーな存在感。最後には自分を犠牲にして祓いに成功するのも盛り上がりがあってとてもよかった。
老年神父の最初の安心感すごい。
怖いけどまた見たくなる映画だった。
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