このレビューはネタバレを含みます
冒頭はめちゃくちゃあっさり脱獄するプリズン・ブレイク。
あとは街に出る為に飛び乗った機関車がフルスピードのまま止まらねぇ!
しかも他にも女の子が乗ってるじゃねえか!さあどうする!!というなんともシンプルな展開。
一面の銀世界をツーーっと走る機関車の美しさ、衝突を繰り返したせいで数々のガラクタがくっついたフロントマスクの禍々しさ…悪霊でも取り憑いてるんじゃないかという造形とカットがカッコよすぎる。
散々足掻いた末に諦め、死を覚悟してヘナリと座り込むシーンは一種の神々しさを感じる。
具体的になんのテーマも提示されてないが何か感じ取ってしまう、カルト的魅力がある名作💭