超空間コベ

シャドー・フューリーの超空間コベのレビュー・感想・評価

シャドー・フューリー(2001年製作の映画)
4.0
―――クローン忍者・船木誠勝
見参!!☆

後に『新・影の軍団』にて
ゴーレム忍者として登場し、
その超人的存在感を存分に
見せ付けてくれる船木。

その彼の魅力を、ここぞと爆発
させた、ハリウッド製の初主演
作品。

特に、肉体美を披露しながらの
アクションに拘ったという。


研究所を追われたミヤギさんが
忍者のDNAから創ったクローン
暗殺者(船木)を操り復讐を開始。

船木を始末する為に雇われた、
肝臓を患う、元傭兵の主人公。
何か『ブレードランナー』ぽい
空気だな…。

ミヤギさん消えた後も、指令に
従ってターゲットを狙う船木。

親友の武器商人が、相手が忍者
と分かり目を輝かせ、主人公に
「それならイイ物がある!♪」
と、手裏剣や忍者刀、忍装束を
押し付けてくるのワロタ(笑)

人間性を帯び始めた船木が痛み
を感じる様になり、攻撃に苦戦
してゆくのが、観ていて切なく
なる。
ドラマ性を感じさせるバトルが
何とも言えぬ良質な味わいだ。

戦いを経て奇妙な絆が生まれて
いく両者。研究所の陰謀へ、
共に立ち向かうのだった…!


アクション、ドラマ、共に最高
な一本だった。傑作!!♪
超空間コベ

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