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忘れるものかのseapony3000のレビュー・感想・評価

忘れるものか(1968年製作の映画)
4.0
裕次郎と二谷でまた似たストーリー、今作は星由里子がゲスト。遺体目線からの星由里子、2人の男の間で揺れまくって図らずも日舞に磨きがかかる。「なんにもあらへんけど兄貴の好きだった玉露園の昆布茶でも淹れるわ」の川口恒は猫舌すぎて、大事な話をしながらさりげなく水道の水で昆布茶を薄めるとこ地味だけど好き。横尾嘉良のセットが素晴らしくて、特にGoGoクラブのアメコミアートのインテリア、かなりダニエルジョンストンぽさもあり(ないか)二谷の愛人が市原悦子…マジかとなるけど、のちに指一本触れなかったと聞かされる。聞かされてもな…。どうしても行かはるのですか?「ここ(京都)に来る前に産まれた子熊が雪の中でどうしてるか気になるんでね…」どっから来たんだっけ裕次郎、とモヤモヤしてる間にPVみたいになって終。時計はロンジン。
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