ぽんてぬ

明日泣くのぽんてぬのレビュー・感想・評価

明日泣く(2011年製作の映画)
4.0
色川武大著「小さな部屋・明日泣く」より。

色川名義は大体自叙伝だから、これも例に漏れないと思うんだけど、主人公(色川武大)を斎藤工が演じている違和感wあまりにもカッコ良すぎる(笑)
原作で描かれている彼の堕落感は薄かったけど、女をよく惹きつける感はかなり出せてた。なんてったって斎藤工だもんね…そらそうよ。色気は満点だよ。

色川が20代の頃は1950年代。しかし、この作品の映像はモロ平成って感じ(車や建物、街の風景、人々の服装等)だったから、ド昭和の混沌景色を期待していただけに違和感を感じてしまった。

でも雰囲気はめっちゃ好き。
文学、ピアノ、ジャズバー、純喫茶、タバコ、酒、少しモヤがかった雀荘、濃い化粧の女。
暗い部屋でまったり鑑賞するのがよい。
うん、よかった。

麻雀よく知らんがダイスーシーってすごい役なのかね。
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