ジュリアン

時計じかけのオレンジのジュリアンのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
5.0
京都の暴走族をエスノグラフィーして非行や逸脱の内実を明らかにした本を思い出した。第四空間以外ではいたって普通だったり、仲間内の戯れに過ぎなかったりと。

なんか全体的に暴力の気持ち良さ以上にワンピースの読みすぎで勧善懲悪スッキリの快楽が凄かったなと思いつつ、魅力的に描かれすぎてる殺人鬼に羨望もした。

(昨日Twitterで性的寓意が炎上してたのでここまで露骨だと許されるのかなとか少し集中出来ず)