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クロッカーズのmiiのレビュー・感想・評価

クロッカーズ(1995年製作の映画)
3.8
スパイクリー監督
「(Do The Right Thing」もそうだけど
今作も はっきり何とは言葉にはしないけれども 
登場人物の心の奥深さを考えさせられる
訴える力が強い作品でした。

セックスと暴力が人生だ!と豪語する若者たち。
共犯にならないと 自分が殺されてしまうという地域に住んでいる
逃れられない環境。
全うに生きる者が 非難される社会。
薬を売る者も殺人者だと訴える母親の想い。
20年もこの地域を見守っている 警察官ロッコの想い。

「旅に出ろ(この街から抜け出せ)」と警察官に言われても
ストライクはぐるぐる廻るおもちゃの列車を眺めていた。
踏み入れてはならない世界を
それが及ぼす負の連鎖を描いている。
彼には 大切に想ってくれている兄ヴィクターと少年タイロンが居た。
彼等がしてしまった行為は 優しさの殺人であっても
取り返しのつかない事実。
車窓から見えた「銃器反対」が むなしく思えた事でしょう。



列車好きのストライクと合わせて
わたしが最近感動したニュース記事。
プラレールの写真も素敵だけど
タカラ社の神対応に心が温まりました。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/topics.smt.docomo.ne.jp/amp/article/maidonanews/trend/maidonanews-14280116%3Fusqp%3Dmq331AQQKAGYAYCLjfnH8J_WELABIA%253D%253D
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