久し振りにドリパスで観ました。記録している分だけで6回目。それ以前にも何回か観ていると思います。パッケージ化されてないんで、しばらく観てないな~なんて頃合いに上映していただけるのは有り難いですね。
10年以上前の作品なのに色褪せない、古さを感じさせないのはやはり独特な世界観のゆえんでしょうか?初めて観た時は「永野護監督の新しいロボットアニメ」という認識で鑑賞していたので、その後何度観ても例の「カーテンコール」を最初に観た時の衝撃が思い起こされて胸に迫るものがあります。思えばアドラー2988の頃から永野先生には騙されっぱなしでした。「またやられた~!」ってだけの話ではありますね。
内容に関しては多分私は作品世界の事を詳細には理解していないと思われますので気の利いたレビューは書けないのですが、永野先生が連載で伝えたかった、私には理解不能だった細かいニュアンスが映像を通して伝わってきたように感じられたのは良かったです。騎士の身体能力の超常性とか、見開きページにロボットがドンと描かれてる場面に細かく書き込まれている擬音が実際にはどんな音なのかとか…。
欲を言えば新作アニメを観たいという気持ちもありますが、コンスタントに連載が読めるというだけでも充分幸せですし、設定資料集を読み込めば何か新しい発見があるかもとか思う今日この頃です。