バニシングIN TURBOのjunのレビュー・感想・評価

弱冠23歳のロン・ハワードがロジャー・コーマンの下で映画監督デビューした作品。親のロールスロイスを盗んで駆け落ちしたカップルとそれを追いかけるいくつものグループによるカーチェイスを描いたスラップスティックなコメディ。「バニシング・ポイント」や「バニシングin60″」を思わせるようなカーチェイスシーンが延々と続き、ラジオ局がそれを実況中継する展開も同じ。若さゆえかやたらと車をぶつけまくり、橋を爆破し、家に突っ込むといった破壊的エネルギーに満ち溢れている感じ。