フランス映画祭にて。
チョコレート工場経営のジャンルネとそこに採用されたアンジェリーク、不器用な二人のラブコメ。
何をしても緊張したりアガってしまったりで、なにかとうまくいかないんだけど、片や精神科医のセラピーでの助言、片やグループセラピーでの助言もあって、あんな唐突でおかしな誘い方でもデートの約束成立しちゃう。
ブノワ・ポールヴールド、コワモテなのに面白おじさんといういつもの持ち味存分発揮。シャツ交換のくだりは笑ってしまった。
二人とも精神状態が良いとはいえず、一歩違えばシリアスなドラマにもなる話だと思うが、笑いとユーモアたっぷり楽しい映画になっていた。