ピッコロ

顔のピッコロのレビュー・感想・評価

(1957年製作の映画)
3.5
帰ってきた?昭和の日

久しぶりの、せいちょうさん…。
最後に観たのは2020年10月なので、約2年ぶり…。
長いことお待たせしてしまって、すんません。笑

タイトルはシンプルに「顔!」どどん!
文字通り、「顔」って作品でした!ばばん!
ジャケ写も「顔」って感じだし!べべん!

主演の岡田茉莉子さん。美人さんだと思うんだけど…。
顔の圧が凄くて!笑
目力が凄いのかな?目を大きく見開いて、こちらを睨みつけるシーンが多くて…。ゾゾゾ…。こえーよ!笑
まさしく顔!顔!顔!でござんした…。

せいちょうさんと言えば、ドロドロした人間関係が特徴だけど…。
今作はミステリーに近い感じかな?
驚いたのが昔の電車?って、簡単にドアが開くのね…。
岡田さん、気に入らない男を電車のドアから外にポイッてしてた…。笑
(この男、無免許で堕胎手術をして指名手配されてる。)
彼女は、悪女なので、気に入らないヤツがいたら始末しちゃえ!ってタイプで…。笑
※劇中で実際に殺害するのは一人なんだけど…。
誰かを殺害したり、自分の犯行がバレそうになったり、正体を知ってるモノが現れたりすると、もの凄い圧力の顔で睨みつけてくる…。
まるで、妖怪人間みたい…。笑

彼女を追う刑事さんを笠智衆さん。
鬼刑事って言われてたけど、鬼のような笠智衆さんが想像出来なくて。
実際、優しそうな刑事さんだったんで安心したんだけど…。
普段は、めっちゃ怖かったりして?笑
笠智衆さん、しぶい刑事役、めっちゃ似合っててカッコ良かったでごんす!

んで、岡田さんは、ある男に犯行現場を目撃されてるので…。
警察は彼にモンタージュ写真を作成してって感じで…。
目力強いから、モンタージュでも目のタイプをコロコロ入れ替えたりしてて…。なんか福笑いみたいで面白い!
こうゆう時に顔にインパクトがある人は損よね…。
自分は、影が薄くて、一度見ただけでは覚えられない顔(どうでもイイ顔。笑)をしてるので、犯行し放題!笑

音楽もオカルト映画?怪談映画みたいなグルグル回りそうなヒュ~ドロドロ系なのも不気味で良かったし、今作のラストシーンはダンダダン♪と音楽が盛り上がり、最高潮に達したあとに顔ばばーんの「終」なのも、なかなか印象的でした!
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