“ビジネスマンも必携！”（？）らしい愛読本「中華電影データブック完全保存版」によると、
“スターもいない、むさくるしい男ばかりのケチな争奪戦をコミカルに描き、欧米の犯罪コメディを見まくったと思われる新しい映像感覚とどんくさい中国テイストが微妙にマッチ、たいした宣伝もしないのに大受けした”
作品だそうです。
微妙にマッチって何!？って感じではあるけど、実は社会問題を上手く絡めている脚本が金馬奨を受賞してたりして、意外と凄い作品だったらしい。
汚いなぁ…と思いながら観てたけど、いつの間にか結構笑ってました。怪盗マイクがダサすぎる。

随分昔にレンタル落ちで購入していたのを鑑賞。
潰れかけの工場から突然発掘された超高価な翡翠をめぐり、元警察官の警備員、工場長のドラ息子、三馬鹿トリオな泥棒、謎の怪盗（なんちゃってイーサン・ハント）が二転三転で奪い合い、騙し合い。。これだけ書くとなんか面白そうな設定ですが、ジャッキー映画のように何処か抜けてる人々ばかりで、The香港映画のコメディな感じです。オシャレさは皆無、脚本は良作だと思います。あまり見かけませんが軽く見るにはおすすめです。

新しい。笑うポイントはおかしいけどｗ