M山

籠の中の乙女のM山のレビュー・感想・評価

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
4.5
作品全体を通して、常に異常な空気が漂っている。
家族を中心とした閉塞的な世界は、
外の世界にも侵食されている様にも見える。独特なカメラワーク、そして、編集。
強烈な個性を持った作品でした。

国(国家)なんて物も、この家族と何ら変わらないのかも知れない…。常に見えない壁によって囲まれ、そして、実の所排他的だ。
M山

M山