ぐろりあ

ブルーベルベットのぐろりあのレビュー・感想・評価

ブルーベルベット(1986年製作の映画)
3.4
むかーしむかし見たけど全然でしたが…
今見るとやはりデビッド・リンチは好きです
紅いバラ、カーテン、絨毯、ブルーベルベット…役者として存在している人の隣に全く違う役者じゃない人がいつもいる。
いわゆるヤバい人と芝居する人、そこにいる人
構図がもう笑いそうになる一歩手前
重厚な色の配置と重みある材質
日常の中に細かい非日常がゆっくり現れる
でも音楽の力を受けて全体はファンタジー
いつもそんな作品が多いから理解は全て出来なくてもなんか心地良いから好きです。
でも、デニス・ホッパーの怪演で話題になってる作品ですが…やっぱりよくわからないです。
コマドリの存在がまるで『ワイルド・アット・ハート』の虹の向こうの世界みたいにファンタジック…でもその口には虫を食べてるところがまたいい
野心いっぱいなリンチの時期ですかね
すっごく綺麗なローラ・ダーン、
顔の歪みが幸せの崩壊や悲しさをリンチの思惑どうり表現してくれています。
ぐろりあ

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