昔、小学校で全員観させられた。いつかもう一度観たいと何故かずっと思っていたけど、中々手が伸びず…
BS松竹さん放送ありがとう。
第二次世界大戦時の1945年、現在のミャンマーであるビルマに、音楽学校出身の隊長が率いる日本軍の部隊がいた。
隊長は石坂浩二。竪琴で伴奏するのは中井貴一こと水島隊員。
隊が疲弊した時、皆で歌を歌い心を労る。彼らは歌を歌うことで隊の士気を高め、労わりあい、団結している。音楽の持つ力だと思う。（隊のハーモニーがめちゃくちゃ美しい）
石坂浩二は、隊員の命優先。中井貴一こと水島隊員が途中遭遇する菅原文太の隊は、名誉と亡くなった仲間の無念のために闘い続ける道を選ぶ。何に重きを置くのか、選択は人それぞれ。
水島隊員が出会う死体の山。
ストーリーは、各々見ていただくとして、戦争の虚しさを改めて感じた。再鑑賞することが出来て良かった。
追伸：今日、偶然「徹子の部屋」で江戸家猫八の被爆体験の話を聞いた。ずっと被爆体験の話を口にしなかったが、晩年話すことを決意されたそうで、徹子の部屋で涙ながらに語っておられた。当時、兵隊として広島におり、原爆投下された瞬間、その後の話等胸に迫るものがあった。最後に「戦争はしてはいけない」と力強く語っておられた。
戦争はしてはならない。
