ETV特集「悲劇の島チェジュ」（NHKワールド・プレミアム）を見て、見る気になりました。この作品のプロデューサー李鳳宇が自分の両親がチェジュを離れ日本に来る理由となった4・3事件をレポートします。映画に話を戻しますと前作は、日本人青年が在日に恋するという能天気な内容から始めてましたが、今回は、在日家族中心に話は展開。冒頭のシーンは、好きですね迫力があって。（暴力的ですが）しかし、妹の芸能界話（個人的におもしろかった）、難病の息子、徴兵前の脱走とヤップ島、４・３事件。こういったことがあって、今があるということについては、異論はないのだが、詰め込み過ぎて収集がつかないので、ケンカとアマゾン！で終了は、いかがなものか。どうせなら、時系列にして丁寧に描き、4・3事件で止む無く日本来なければならなかった事態を描くべきではないかとドキュメントを見てしまったので余計思いました。この4・3事件は韓国の現代史の中でも特筆すべき事件であったのだとドキュメントをみて驚きました。
