鍋レモン

次郎長三国志の鍋レモンのレビュー・感想・評価

次郎長三国志(2008年製作の映画)
2.9
⚪概要とあらすじ
2008年に生誕100年を迎えたマキノ雅弘監督の人気シリーズ『次郎長三国志』に、監督のおいである俳優の津川雅彦が監督マキノ雅彦として挑む痛快時代劇。

清水の次郎長(中井貴一)とお蝶(鈴木京香)との祝儀の席。しかし次郎長は捕り方の呼子に追われてしまう。間一髪のところを追っ手から逃れ、子分を引き連れ旅に出る。1年後、東海道中に名をはせた次郎長は森の石松(温水洋一)らを加えた次郎長一家を構え、黒駒の勝蔵(佐藤浩市)や三馬政(竹内力)たちとの闘いを繰り広げる...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“惚れて、恋して、闘った。”

「なんなんだありゃ」

⚪感想
時代劇作品。

昨日録画したやつ。

シリアス系の作品かと思っていたらギャグに強め。しかも若干滑ってる。

キャストは豪華だけどあんまり貫禄がない。コメディー系だからそうしているのかもしれないけど。

中井貴一さん演じる次郎長や鈴木京香さん演じるお蝶、岸部一徳さん演じる大政、笹野高史さん演じる法印大五郎、温水洋一さん演じる森の石松、北村一輝さん演じる小政など。
他にも木下ほうかさんや大友康平さん、佐藤浩市さん、蛭子能収さん、竹内力さん、木村佳乃さん、高岡早紀さん、西岡徳馬さん、ともさかりえさんが。

津川雅彦さんが監督で奥さんの朝丘雪路さんや娘の真由子さんが出演している。真由子さんが演じためちゃくちゃ気が強いけど鶴吉に心底惚れている鬼嫁が良かった。

音楽が楽しそう。



⚪以下ネタバレ



次郎長の「釈迦に説法」が「鮭に鉄砲」になったのが面白かった。ポンコツに見えて義理人情に厚い。

石松は吃音なので観ているとこっちも苦しい。背中の龍の刺青が凄かった。

鶴吉はお蝶を庇って死ぬのが良い。立派な男。
その後お蝶を見舞いに来た奥さんに鶴吉が乗り移って見えたのが好き。

後半からの登場だけど木村佳乃さんが素敵。

後半のお蝶が風邪を引いてから死ぬまでややテンポが遅くなる。その中で仲間たちがお金を集めたり、お蝶が仲間たちに出会いを話したり、最後の話をするのが好きだった。

最後のバトルが呆気ないし、竹内力がボス感なくて残念。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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