はる

スポーンのはるのレビュー・感想・評価

スポーン(1997年製作の映画)
3.2
地獄からやってきましたよぉお!!

前々から興味があったスポーン。こんなに色んな事が出来るとは思いもしませんでしたし、マイケル・ジェイ・ホワイトがスポーンを演じてた事すら知りませんでした。

ハメられて殺されたアル・シモンズは地獄で契約を結びスポーンとして現世に舞い戻ります。その能力は想像した物を具現化するといったもので、身体を纏うスーツを自由自在に変形させて戦います。マントをはためかせて現れるスポーンがなかなかカッコいいんですよね。そして最初はスポーンの仲間のような振る舞いをしながら最終的にはヴィランとしてスポーンの前に立ちはだかるクラウンa.k.aヴァイオレーター。品性のカケラもない下品な言動と醜いヴィジュアルでとにかく強烈なキャラクターなんですが、一体誰が演じてるんだと思ってエンドロールを観ていたらジョン・レグイザモだったんでびっくりしましたよ。

全体的に強引なのは否めないんですけど、B級ホラー的なデザインの数々が楽しいですし、特筆すべきはメタリカやスレイヤー、アタリにプロディジーとメタルやデジタルハードコアの大御所を集めたサントラ。なんなら本編よりこのサントラのほうが良いような気すらするほどカッコいいです。リメイクの話も出ているようですが、もし公開に至ればけっこう人気出るんじゃないかなと思います。
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